7月30日は、国連が定めた「人身取引反対世界デー」です。国際タリタクムは毎年テーマを定め、人身取引被害者とサバイバーのために心を合わせて祈るよう、世界に呼びかけています。
今年のテーマは「人身取引に対するケア」。メッセージの呼びかけには、
「私たちはこれまで、何万人もの人々が人身取引の束縛から逃れ、自由と尊厳のある生活を再構築するための、精神的なコミットメントによる支援をしてきました。そして、私たちはケアの旅をさらに一歩進め、抑圧と搾取を可能にするシステムを解体するために、長期的で持続可能な変化を生み出すことを目指していきます。 私たちは、このグローバルな課題に取り組み、体系的な解決策を模索するためには、民間部門、政府、NGO、市民社会の組織と協働しなければならないことを認識しています」とあります。

タリタクム日本はその呼びかけに応え、WCRP(世界宗教者平和会議人身取引防止タスクフォース)のみなさんとともに宗教の枠を超えて連帯、共に祈る集いを企画、7月30日にオンラインの祈りの集いを実施いたしました。集いには、80か所からおよそ300名の方がご参加くださり、共に祈るひと時を過ごすことができました。

◆タリタクム日本運営委員長、Sr.森下ワカヨ(サレジアンシスターズ)より
今日は国連が定めた「人身取引反対世界デー」にあたり、人身取引の犠牲者とサバイバー(今は救出され、ケアを必要としている方たち)を思い、祈るため、私たちはここに集いました。これまではカトリック関係者で祈りの集いをしてまいりましたが、今回は宗派を超えて共に祈ろうとWCRP日本の委員の方々が共催してくださり、諸宗教の祈りの集いを実施できる運びとなりました。快く協力してくださったWCRPの皆様に感謝いたします。

◆国際タリタクムコーディネーター、Sr.ガブリエラのメッセージ

◆日本における人身取引被害の実情

◆諸宗教の祈り
・カトリック教会:山野内倫昭司教の祈り
・仏教、音羽山清水寺成就院住職 大西英玄師の祈り
・仏教、立正佼成会国際宗教専門協力専任部長 和田惠久巳師の祈り
・神道、扶桑(ふそう)教管長 WCRPタクスフォース責任者 宍野史生師の祈り
・神道、大本東京宣教センター長 橋本伸作師の祈り
・イスラム教、日本ムスリム協会理事 佐藤裕一師の祈り

祈りの後に、Sr.キャサリン・レイリー(メリノール女子修道会)による瞑想のひと時を持ちました。自分の呼吸を意識しながら、世界中の人身取引被害者、サバイバーのみなさんに心を向ける時間なりました。

◆WCRP人身取引防止タクスフォース責任者、宍野史生師より
何よりも皆さまと共に祈りの時を共有できたことを嬉しく思っています。
ありがとうございました。
皆さま、お一人お一人の心からの祈りは必ず神様、仏様に届いています。
神仏より、与えられた命を大切に、さらに、小さくとも幸せを感じる人生が送れるよ
うに、誰一人、取り残さない世の中の完成を目指しましょう。

皆さま、ご参加いただきありがとうございました。