日本カトリック難民移住移動者委員会を含む8団体で構成している「STOP!長期収容」市民ネットワークが、入管法改悪反対・強行採決反対の声を議員に届けるため、FAXキャンペーンを再び立ち上げました。
https://www.openthegateforall.org/2023/05/2305fax.html

5月26日、難民移住移動者委員会からの緊急呼びかけに応えて、早速FAXをお送りくださったみなさま、ありがとうございました。

入管法改悪反対!強行採決反対!の声を届ける追加の送付先が加わりました。

与党はすぐにでも強行採決する可能性がある危機的な状況です。火曜日と木曜日に参議院法務委員会は審議されるので、審議前夜、審議中、採決をちらつかせるようなことが今後増えればその都度。今国会は6月21日までの会期です。国会審議のゆくえを注視いただき(参議院インターネット審議中継)、引き続きのご協力、お祈りを重ねてお願いいたします。

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#入管法改悪反対 #強行採決反対 の声をたやさずFAXで議員に届けよう。

 2023529日現在、2021年に廃案となった法案とほぼ同じ内容の法務省が作成した政府入管法改定案(以下改悪案)は衆議院を通過し、59日に参議院に提出された野党入管法改正案&難民等保護法案とあわせて、参議院法務委員で、火曜と木曜に並行審議されています。
 審議前に伏せられていた「立法事実」とされるエビデンスが、審議中に野党の要請によって、ようやく入管から示されるとともに、「立法事実」とされているものの事実確認や根拠がなかったことなどが明らかになってきました。けれども与党は、参考人質疑も終わり、衆議院での審議時間を目処とした時間換算で、根拠のない「十分な審議」として、自民党法務委員が採決動議が提出し、数の論理で、すぐにでも強行採決する可能性があり、そのまま成立してしまう危険性があります。
 改悪案は立法事実もなく、審議不可能です。今すぐにでも廃案にすべきで、そのような法案を強行採決で押し通すようなことはあってはいけません。

誰に送る?

今、誰にこの声を届けることが効果的と思われるか、逐次更新を行なっています。
相手が送受信中のときは「話し中」となり送ることができません。すこし時間をおいてから再度送ってみてください。
特に、政府案に賛成の参議院法務委員の選挙区にお住まいの有権者の方は、ぜひとも意見を送ってください(リストはこちらを参照)。

●参議院自民党国対委員長 野上浩太郎     FAX03-6551-1010

●参議院自民党幹事長 世耕弘成          FAX03-6551-1017

●参議院公明党国対委員長 横山信一        FAX03-6551-0402

●参議院公明党幹事長 谷合 正明           FAX:03-6551-0922

●参議院法務委員会 委員長  久武(公明)     FAX03-6551-0615

●参議院法務委員会 理事 加田 裕之(自民)     FAX03-6551-0819

●参議院法務委員会 理事 川合 孝典(国民民主)FAX03-6551-1223

●自民党ふれあいFAX             FAX03-5511-8855

いつ送る?

与党はすぐにでも強行採決する可能性がある危機的な状況です。火曜日と木曜日に参議院法務委員会は審議されるので、審議前夜、審議中。採決をちらつかせるようなことが今後増えればその都度。

今国会は6月21日までの会期です。

FAXって、どうやって送るの?

  • お手元に送信機があれば、それをご使用ください。
  • 1枚だけなら1日何度でも無料で送信できるスマホアプリ https://www.pokefax.jp/  
  • コンビニからもFAXを送信することが可能です。

セブンイレブン: https://www.sej.co.jp/services/popup/svflow_fax.html
ローソン: https://www.lawson.co.jp/service/others/multicopy/
ファミリーマート: https://www.family.co.jp/services/print/print.html
ミニストップ: https://www.ministop.co.jp/service/fax.html
その他各種コンビニについてはお調べください。

どんな内容で?

皆さんの率直な意見をお書きください。
手書きや署名は、より多くの「個人」の意思表示する手法ともなると思います。
「入管法改悪に反対します。」
「強行採決をしないでください。」
「強行採決するようでは支持できません。」
「野党入管法案を支持します。ちゃんと審議してください。」
など、短くても、みなさまの言葉で、また一言二言そえていただいたり、大きくマジックで手書きして送る方法もあります。


「どんな文面を送ればいいだろう?」という方は、
下記のような文章を使用するか、参考にしてください。

(本文の例)

1

入管法改悪に反対します。

通常国会に提出され、現在参議院で審議中の出入国管理及び難民認定法の政府案は、退去強制拒否罪や、監理措置制度、難民申請者の送還の推進、在留特別許可の対象の限定化など、入管の権限をさらに強化し、移民・難民の排除を進めるものです。日本で生まれ育った人や、難民としての保護を求める人を、在留資格がないからといって収容・送還する入管法改悪に反対します。一方、野党4会派が提出した対案は、国際人権基準に則り、移民・難民の権利と尊厳を守る内容です。野党の対案にあるように、移民・難民と共に生きるための、入管体制や難民認定制度の抜本的な改善を行ってください。 政府案の強行採決は絶対にしないでください。
2023年〇〇月〇〇日
氏名(団体や肩書があれば記載)


2

移民・難民の排除につながる「入管法改定案」を強行採決しないでください。

通常国会に政府が提出した出入国管理及び難民認定法の改定案は、外国人への締め付けを強化し、難民申請者の送還を可能にするもので、絶対反対です。 政治家の皆さんには、国籍や在留資格に関係なく、様々な背景を持つ人が一緒に暮らせる社会を作ってほしいと思います。20万筆以上の賛同が集まった 署名「難民を虐げ、在留資格のない人の命を危うくする、 入管法改悪に反対します!」に私も署名をした1人です。現在、国会前や全国各地の街頭でも連日の抗議行動が行われています。多くの市民の反対の声が集まった移民・難民の排除につながる「入管法改定案」を強行採決しないでください。
2023年〇〇月〇〇日
氏名(団体や肩書があれば記載)

 

3

入管法の改悪反対!
強行採決絶対ダメ!

2023年〇〇月〇〇日
氏名(団体や肩書があれば記載)

5月9日に日本カトリック難民移住移動者委員会を含む「STOP!長期収容」市民ネットワークに参加する7団体は、以下の声明を発表しました。
声明:私たちは、あきらめない あらためて入管法改定案の廃案を求めます

国会審議スケジュール、入管法案の課題、アクションについての情報はOpen the Gate for allのウェブサイトをご参照ください。
Open the Gate for All(「STOP!長期収容」市民ネットワーク)

最新情報は、ツイッターから
移住連 (@MigrantsSmj)
Open the Gate for All(@otgfaorg)
#FREEUSHIKU(@freeushiku)
Save Immigrants Osaka(@SaveImmigrantsO)

署名がまだの方はこちらからオンライン署名をお願いします ↓
【署名】難民を虐げ、在留資格のない人の命を危うくする、 入管法改悪に反対します!
https://chng.it/FDsFzjsGGB