2月8日は聖ジョゼッピーナ・バキータの記念日であり、「世界人身取引に反対する祈りと啓発の日」です。タリタクム・インターナショナルは世界をめぐる「祈りのリレー」を、世界同時にYouTube配信しました。今年は、「尊厳をもって歩む」というテーマのもとに、とくに若者に焦点を当てつつ、人身取引と搾取のために苦しんでいる人々のために祈りました。日本からの祈りは、日本の若者代表(ユース・アンバサダー)の皆さんによって準備されたものです。時間は8日午後5時半から24時半(日本時間)まで続きました。日本の祈りは冒頭から44分頃から始まりますので、是非以下のYouTubeをご視聴ください。日本の祈りは、字幕やナレーションを通して日本語でご理解いただけます。

 

全体のプログラム(日本時間)
17時30分             スタート
17時45分~18時55分     アジア太平洋地区(オーストラリアとニュージーランド、バングラデシュ、カンボジア、インドネシア、日本、マレーシア、ミアンマー、パキスタン、フィリピン、韓国、スリランカ、東ティモール、タイ、ベトナム)
18時55分~19時20分     中東(ヨルダン、レバノン)
19時20分~20時20分     アフリカ(ブルキナファソ、カメルーン、コンゴ民主共和国、ガーナ、ケニア、マラウィ、マリ、ナイジェリア、南アフリカ、タンザニア、ウガンダ、ジンバブエ)
20時20分~21時25分     ヨーロッパ(アルバニア、オーストリア、イタリア、フランス、アイルランド、ポルトガル、ルーマニア、イギリス)
21時25分~22時40分     教皇フランシスコのメッセージ(世界各国の団体を代表する若者とともに)
22時40分~23時35分     中南米(アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、コスタリカ、コロンビア、エクアドル、エルサルバドル、ホンジュラス、メキシコ、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ)
23時35分~24時15分     北米(カナダ、アメリカ)
24時15分~24時30分     最後の祈り


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2023年「世界人身取引に反対する祈りと啓発の日」晩の祈りの式次第を日本語に翻訳いたしました。下の表紙の画像をクリックすると全文がご覧になれます。

主のご降誕のお喜びを申し上げます。

教会は、毎年、2月8日を、「世界人身取引に反対する祈りと啓発の日」として覚え、祈る日としております。国際タリタ・クムは、2023年2月8日のために、「人身取引に反対して尊厳をもって歩む」というテーマで、晩の祈りの式次第を準備し、タリタクム日本が邦訳いたしました。

世界はコロナ、気候変動、戦争、紛争によって、多くの人々が国内外への移動を余儀なくされ、人身取引の被害者となる人々が少なくありません。日本でも技能実習生として来日した人々が、人権を侵害され、人間としての尊厳を否定される痛ましい事例が起こっています。このような現実を覚えながら、2月8日、また国連が制定した7月30日「人身取引反対世界デー」に、この式次第を使っていただけましたら幸いです。

添付のデータに加えて、B5版の冊子としても印刷いたしました。ご入用の方には無料で何部でもお送りしますので、J-CaRM事務局(https://www.jcarm.com/contact/)までご連絡ください。

 

日本カトリック難民移住移動者委員会(J-CaRM)
タリタクム日本運営委員長

シスター弘田しずえ(ベリス・メルセス宣教修道女会)